シトルリンとED薬の違いは?それぞれの特徴と効果をご紹介!

スーパーアミノ酸としてその優れた作用が注目されているシトルリンですが、男性機能の面で悩みを持つ方にとっても目を離すことが出来ないサプリメントになっています。
そんなシトルリンの期待される作用には沢山の作用があります。そうした沢山の作用を紹介しながらED薬との違いについても探ってみることにしましょう。
目次
シトルリンがスーパーアミノ酸と呼ばれている理由
まずは、シトルリンがスーパーアミノ酸と呼ばれている理由について確認しておくことにしましょう。シトルリンには実に様々な優れた作用があります。
シトルリンはアミノ酸の中でも「遊離アミノ酸」と呼ばれているアミノ酸の種類になります。身体のおよそ60%が水分で出来ていますが、残りのおよそ20%がタンパク質になっています。身体のおよそ2割を占めるタンパク質の成分であるアミノ酸には20種類あります。
そして、タンパク質を構成するのではなく、「それぞれの臓器や血液の中を巡る」働きをしているアミノ酸「遊離アミノ酸」があります。遊離アミノ酸は「身体の中にあるアミノ酸の量を調整する」という働きを行なうことが出来るアミノ酸になります。つまり、体内で増えすぎてしまったアミノ酸に対しては体外に出すように働きかけ、不足しているアミノ酸があればそのアミノ酸を補うという役目を担っています。
そのため、必要があれば直ぐに対応出来るように遊離アミノ酸は、細胞や血液の中にあることで、いつでも稼働することが出来る状態になっています。
遊離アミノ酸は体内のアミノ酸量を調整する働きがありますので、他のアミノ酸に変化したり生成したりすることが可能なアミノ酸になります。
遊離アミノ酸は機動力に大変優れたアミノ酸と言えますが、中でもシトルリンには一酸化窒素(NO)を産生するという働きがあることから、スーパーアミノ酸と呼ばれています。
一酸化窒素(NO)を産生する働きがスーパーアミノ酸と呼ばれるに値するほど重要な役割なのでしょうか?
一酸化窒素(NO)の働きはノーベル医学生理学賞に値する発見
一酸化窒素(NO)の働きの発見は1998年にノーベル医学生理学賞を受賞したことからも分かる通り、実に画期的で素晴らしい発見と言われています。
それまでは、体内での一酸化窒素(NO)の位置づけは単なるガスの一種でしかありませんでした。体内での一酸化窒素(NO)の働きを発見するキッカケとなったのは、狭心症の薬として使われているニトログリセリンだったそうです。
ニトログリセリンは狭心症の薬として有名ですので、ご存知の方も多いと思います。その反面、何故爆薬の一種が心臓の薬として有効なのか不思議に思っている人も多いのではないでしょうか?
ニトログリセリンが狭心症の薬として使われるようになったキッカケは、実にユニークです。ニトログリセリンを製造している工場で働いていた作業員が休み明けに工場で働き始めると頭痛や眩暈に酷く悩まされることがあったり、狭心症の作業員が自宅では発作が起こることがあるのに、工場では起きたことがなかったりしたため、ニトログリセリンに何か原因があるのではないかと研究が行われ、ニトログリセリンが狭心症の治療に有効であることが確認され薬として使用されるようになったのだそうです。
因みにニトログリセリンは、経口摂取してしまうと薬効が発揮されませんので、口の中に含んで舌から吸収する形で摂取します。
一酸化窒素(NO)の働きを発見したイグナロ博士は、ニトログリセリンの働きの研究を進め、体内で一酸化窒素(NO)に変化することを発見するに至ります。
この発見がキッカケとなって、シトルリンがアルギニンに変化して、一酸化窒素(NO)が生成されることが発見されることになります。
この発見によって、動脈の内皮細胞が一酸化窒素(NO)を生成することや、一酸化窒素(NO)の血管拡張作用等について発見されて行くことになります。
因みにこの発見に携わった博士はファーチゴット博士、イグナロ博士、ムラド博士の3名になります。ご存知の方も多いかもしれませんが、この内ファーチゴット博士、イグナロ博士は世界的に有名なED薬の開発にも携わっています。
シトルリンが不足してしまうと…
それでは、一酸化窒素(NO)の生成に欠かすことの出来ないシトルリンが不足してしまうとどんな事態を招いてしまうことになるのでしょうか?
考えてみることにしましょう。
シトルリンは必須アミノ酸ではありませんので、体内で生成することが可能なアミノ酸になります。ですので、食事やサプリメントなどで積極的に摂取しないことで、すぐに重大な問題を招いてしまうことにはならないかも知れません。
けれども、シトルリンが不足した状態が続いてしまうとアンモニアを無毒化するための尿素回路(オルニチン回路)がスムーズに回らなくなってしまって、無毒化出来るアンモニアの量が減少してしまう可能性があります。
アンモニアが体内で処理されずにとどまってしまうことで、血液中のアンモニアの濃度が濃くなってしまうと、中枢神経に作用して意識障害を起こしてしまうこともあると言われています。
また、年齢と共に一酸化窒素(NO)の産生量が減少してくると言われていますので、シトルリン不足が常態化してしまうと、血管の拡張作用が低下してしまうことが考えられます。
血管の拡張作用が低下してしまうことで、血液の流れが悪くなってしまうことになります。血液には酸素や栄養素が溶け込んで身体の隅々にまで運ぶことで身体を健康に保つ働きがあります。けれども、血液の流れが不足してしまうことで、心臓疾患のリスクが高まってしまったり、動脈硬化が進んでしまったりすることになりかねません。
他にも脳内に疲労物質が溜まってしまうことで、集中力ややる気が大幅に減少してしまうことで仕事の質や学習能力が低下してしまうことが考えられます。
また、シトルリン等の遊離アミノ酸には、アミノ酸のバランスを適正に保つという役割がありますので、シトルリンが不足してしまうことで、体内のアミノ酸バランスの調整が行われなくなってしまいますので、体内のアミノ酸の過不足が起こってしまうことになります。
体内のアミノ酸はどのアミノ酸が不足してしていても健康な状態とは言えないでしょうし、どのアミノ酸が過剰でも健康な状態とは言えないでしょう。
シトルリンが不足してしまうことで、起こってしまうことは急激な体調不良を招くことはないかも知れませんが、身体の隅々にまで血液が行きわたらないことによって、少しずつ不調が蓄積されて行ってしまうことで疲労が蓄積されてしまったりすることになりかねません。
シトルリンの積極的な摂取でアンチエイジング
血管が柔軟で血管の若さを保つことが出来れば、アンチエイジング効果が期待出来ます。身体を維持するための酸素や栄養も血液によって身体の隅々にまで届けられています。また、老廃物の回収も血液によって行われています。
血液の循環がスムーズであることは、身体の機能がスムーズに機能していると言えるのではないでしょうか?
身体の健康や機能のスムーズな流れも、血液の循環が大きく関与してコントロールされているとも考えられます。血液の循環や流れが良くなることで、様々なアンチエイジング効果が期待されています。
- 動脈硬化を防ぎ心筋梗塞等の発症を防ぐ
- 記憶力のアップ
- 男性機能のアップ
- 美肌効果
- 筋力の増強
- 疲労回復効果
- 成長ホルモンの分泌促進作用等
成長ホルモンの分泌で得られる作用
シトルリンには、成長ホルモンの分泌を促進する作用もあります。成長ホルモンにはどんな作用が期待出来るか確認しておくことにしましょう。
成長ホルモンには次のような作用があります。
- やる気のアップ
- やる気のアップは、成長ホルモンの大きな作用のひとつになります。精神面と肉体面共にやる気が充実して来るのが特徴です。成長ホルモンの分泌量が増えることで、物事をポジティブに捉える傾向が強くなると言われています。
- コラーゲンの生成促進
- コラーゲンの合成を促進する作用があります。肌のハリやきめが整えられる作用が期待出来ます。
- 脂肪を減らす
- 成長ホルモンには内臓脂肪に働きかける作用があります。内臓脂肪の改善に成長ホルモンを補うことで改善されたいうデータもあります。お腹周りに脂肪が付き始めている場合は成長ホルモンの減少が考えられます。
- 質の高い睡眠
- 成長ホルモンが分泌されることで質の高い睡眠を得ることが出来るようになります。十分に寝ているハズなのに何となく疲れが取れない…そんな場合は、睡眠中に分泌される成長ホルモンが少ないのが原因かも知れません。
- 身体機能の修復
- 成長ホルモンは、睡眠中に身体機能の修復を促す作用があると言われています。疲労回復にも大きく影響していると言われています。成長ホルモンは22時~2時の間に最も多く分泌されると言われていますので、就寝前にシトルリンを摂取して、その時間帯には眠りにつくようにすることをおススメします。
ED薬の特徴
シトルリンの期待される効果の中で男性機能の改善やアップがあります。ただ、シトルリンのその効果は急激な効果というよりも徐々に改善して行くものと言われています。
そこで、ED薬とどんな違いがあるのか確認してみることにしましょう。
まずは、ED薬の特徴についてみてみることにしましょう。
ED薬とは、勃起不全や中折れ等の性機能障害を改善するための薬になります。医薬品になりますので、医師の診断を受けて処方箋をもらうことが必要になります。
性機能性障害の定義については、アメリカ国立衛生研究所の定義が明確ですので、ご紹介しておきたいと思います。勃起障害あるいは勃起不全とは、満足なSEXを行なうのに十分な勃起が得られないか、維持できない状態が3ヶ月以上続くことと定義されています。
主なED薬に使われている主成分は、タダラフィル、シルデナフィル、バルデナフィルがそれぞれ使われています。
どの成分の効果も、陰茎の海綿体平滑筋の緊張を緩めることで血流を向上して、男性機能の向上が行なわれます。EDを引き起こしてしまっている原因が心理的ものである場合も、身体の機能によるもの、両者の原因が混じり合ったものでも有効とされています。
主な違いは、服用後効果が現れるまでの時間と持続時間にあります。ここでは薬品名は出さずに主成分のみでの比較とさせて頂きます。
- タダラフィルの場合は、服用後1時間ほどで効果が現れ、持続時間はおよそ36時間になります。
- シルデナフィルの場合は、服用後30分ほどで効果が現れ、持続時間はおよそ5時間になります。
- バルデナフィルの場合は、服用後10分~30分ほどで効果が現れ、持続時間はおよそ8時間になります。
ED薬は即効性がとても高いことが分かります。局部への働きかけのみという作用になりますので、身体だけが反応してしまう状態になってしまうようです。
また、何れのED薬も血管拡張効果があるため、顔に熱を帯びてしまったり、目の充血してしまったりする可能性があります。人によっては、他の気になる症状が現れる場合もありますので、効き目が強い分、医師の診断をキチンと受けてから使用することが重要になります。
いずれ薬の主成分も、一酸化窒素(NO)の役割を強力に果たしていると言えそうです。
シトルリンによる男性機能改善・向上作用
それでは、シトルリンによる男性機能の改善や向上作用について確認してみることにしましょう。
シトルリンは、体内に取り込まれることで尿素回路(オルニチン回路)に組み込まれて、その過程で一酸化窒素(NO)を生成することで、血管の拡張作用が行なわれることによって、血液の流れが改善されて、男性機能器官の海綿体に大量の血液が流れ込むことで男性機能の改善やアップ作用を期待していることになります。
仕組みとしては、ED薬自体が血管の拡張作用を利用していますので、大変似たものになっています。けれども、ED薬の場合はED改善を目的として合成して作られた成分が使用されていますので、その効果は大変強力なものになっていますが、シトルリンはED薬に比べると作用は穏やかなものになる可能性があります。
けれども、シトルリンはもともと体内に存在するアミノ酸の一種ですので、ED薬のような副作用が起こってしまう可能性はまずありません。そのためとても安全性が高いものと言えます。
また、身体全体の血液の流れが改善されることによって、得られる健康効果はED薬では得ることが出来ない作用と言えるでしょう。
シトルリンを男性機能の改善や向上を目的として摂取される場合は、1ヶ月位摂取することで改善を目指すことを目標にされることをおススメします。
シトルリンを摂取することで得られる作用として、成長ホルモンの分泌を促す作用があります。この作用は、ED薬にはない作用ですので、心身ともに充実したパートナーとの関係を目指すのであれば、シトルリンによる男性機能の改善と向上を目指してみるのも悪くないのではないでしょうか?
シトルリンの場合は、血流の改善のみならず、成長ホルモンの分泌も促しますので、一時的な改善ではなく、根本的な改善や向上が期待出来ると言えるでしょう。
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