シトルリンと他のサプリメントとの組み合わせで効果アップ!

シトルリン

シトルリンはスーパーアミノ酸とも呼ばれている大変優れたサプリメントですが、他のサプリメントと組み合わせることで更に効果がアップすることが期待出来ます。
目的に応じてどのサプリメントと組み合わせるのがよいのか見てみることにしましょう。

シトルリンの特徴

まずは、シトルリンの特徴について確認しておくことにしましょう。

シトルリンは、1930年にスイカから発見されたアミノ酸の一種になります。体内でタンパク質を構成するアミノ酸もありますが、シトルリンは体内でタンパク質を構成するアミノ酸ではありません。細胞や血管を巡りながら、必要があれば直ぐにその役割を果たすことが出来る「遊離アミノ酸」になります。
シトルリン同様注目を集めているGABAやオルニチンも遊離アミノ酸になります。何れも体内で合成することの出来るアミノ酸ですが、その機能性の高さから積極的に取りたいアミノ酸として、摂取がすすめられています。

シトルリンは、ヨーロッパでは30年以上にわたって医薬品として取り扱われていますが、アメリカでは注目のサプリメントとして取り扱われています。
日本では、2007年8月から食品として取り扱われるようになりましたが、それまでは日本でも医薬品として取り扱われていました。
現在も、ヨーロッパでは医薬品として取り扱われていることからも分かる通り、その効果の程は大変信頼出来るものと言えます。

また、シトルリンは、スーパーアミノ酸と呼ばれているほど、優れた作用を持ったアミノ酸になります。
シトルリンの最も注目すべき作用は、一酸化窒素(NO)の生成に関与していることになります。体内での一酸化窒素(NO)の働きは実に優れたもので、この発見・研究に対して1998年にノーベル医学生理学賞が3名に贈られています。

この発見のキッカケとなったのが、狭心症の治療薬としてニトログリセリンが使用されていることを研究したことだったと発見者によって語られています。ニトログリセリンが体内に取り込まれることで、一酸化窒素(NO)を生成することが発見されたのでした。

一酸化窒素(NO)の生成とED薬にも応用されている作用

一酸化窒素(NO)は体内でどのように発生するのでしょうか?

まずは、一酸化窒素(NO)の生成にシトルリンがどういう風に関与しているのか確認しておくことにしましょう。
体内で一酸化窒素(NO)が生成されるのは、アンモニアを無毒化するために行なわれている尿素回路(オルニチン回路)というサイクルの中で行なわれています。
このサイクルに大きく関与しているアミノ酸として、オルニチン、シトルリン、アルギニンがあります。

具体的には、腸管内で食べ物として摂取したタンパク質を腸壁や細菌分解する時等にアンモニアが発生してしまいます。体内で生じたアンモニアは肝臓に運ばれます。そこで、オルニチンの影響を受けてシトルリンに変化します。シトルリンにアミノ基が作用してアルギニンに変化します。そしてアルギニンが尿素とオルニチンに変化することになります。尿素は尿として排出されることになります。
このサイクルの中でシトルリンがアルギニンに変化する時に一酸化窒素(NO)が生成されて放出されます。

それでは、尿素回路(オルニチン回路)の中で生成されて放出された一酸化窒素(NO)にはどんな作用があるのでしょうか?
一酸化窒素(NO)には、血管の平滑筋を緩める働きがあります。この働きによって動脈を拡げて血液の流れが改善されることになります。

実は、一酸化窒素(NO)のこの注目されている作用は、ED薬にも応用されていて、シトルリンが男性機能の改善や向上面で注目を集めている理由のひとつになっています。
また、この作用を利用した世界的に有名なED薬の開発に、1998年にノーベル医学生理学賞を受賞した博士たちが関わっていることも、注目度を加速させる理由になっていると言えそうです。

男性機能が十分に機能するためには、男性機能器官の海綿体に大量の血液が流れ込む必要があります。海綿体は、細い静脈の集合体になりますので、海綿体が血液を十分に吸収してため込むことが絶対条件になります。
ED薬は、一酸化窒素(NO)ではない合成成分によって、血管を拡張させることで海綿体への血液の流れを促進させてEDを改善する仕組みを取っています。

シトルリンは、あくまでも体内に元々存在しているアミノ酸の一種ですので、自然に尿素回路(オルニチン回路)に組み込まれることが可能ですので、ED薬と比べるとより自然な形での男性機能の改善や向上が期待出来ると言えそうです。

他に期待出来る作用

一酸化窒素(NO)の血管拡張作用によって期待出来る作用は男性機能の改善や向上以外にも沢山あります。
次のような作用が期待出来ます。

動脈硬化の予防

血管が拡張されて、血流が改善されることで期待出来る作用として、動脈硬化の予防が期待出来ます。一酸化窒素(NO)の働きを発見するキッカケになったニトログリセリンは心臓と血液の循環に関する薬でした。動脈硬化が予防出来ることで、心筋梗塞や脳梗塞などの予防にもつなぐことが期待出来ます。

疲労回復

疲労の主な要因として、アンモニアと乳酸が溜まってしまうことを上げることが出来ます。シトルリンを積極的に摂取することで、アンモニアを無毒化する尿素回路(オルニチン回路)の働きを活発化して尿素として排出されるようになりますので、疲労回復に期待出来ます。
また、欧米ではアスリート向けにシトルリンのサプリメントが売られていますが、アスリートからシトルリンの疲労回復作用に有効であると認められています。

運動の能力アップと筋肉痛の軽減

シトルリンによって生成が促されている一酸化窒素(NO)は、運動能力を向上する作用があるとも言われています。また、運動後の筋肉痛を軽減する作用も期待されています。運動後の筋肉痛を軽減する作用については、シトルリンを摂取したグループがプラセボを摂取したグループに比べて48時間後に筋肉痛を感じた割合がおよそ半分だったいうデータがあります。

筋肉を強くする作用

シトルリンには、筋肉を強くするために必要な成長ホルモンの分泌を促す働きがあります。成長ホルモンには体の成長や修復を促す作用があります。成長期の子供には、骨を伸ばしたり身体を成長させたりするために働きかけます。大人にはなど身体の修復や強化といった作用があります。

脳の活性化・集中力や記憶力のアップ

血液の流れが良くなることで、脳に十分な酸素や栄養が行きわたるようになります。それによって脳の疲労感が軽減されたり、活性化されたりするようになります。脳が活性化されて元気になることで集中力や記憶力等のアップが期待されます。

むくみの軽減と改善

血流がアップすることでむくみの軽減や改善が期待出来ます。
むくみは、人間の体内に余分な水分や老廃物が溜まってしまうことで起こってしまいます。血液の流れが良くなることで、体内に溜まった過剰な水分等が体外へ出しやすくなるため、むくみが軽減され改善されるでしょう。

冷え性の軽減

冷え性は、末梢血管の血行が悪くなってしまうことが原因です。そのため、血管が広げられることによって末梢血管の血液の流れが良くなり、冷え性が軽減されることが期待出来ます。

美肌作用

シトルリンは天然保湿因子(NMF)を構成するアミノ酸の一種になります。そのため、美肌を維持する作用があると考えられています。
天然保湿因子(NMF)とは、人間に元々備わっている保湿成分になります。角質層や角質細胞の中にあって、水分を保つことが出来る物になります。
また、血液の流れが良くなることで、皮膚の新陳代謝が活性化されることで、肌のターンオーバーがスムーズになると期待されています。

シトルリンの作用を高めるサプリメント

シトルリンを摂取することで期待出来る作用について見て来ましたが、他のサプリメントと組み合わせることで、シトルリンの期待される作用を更にアップすることが可能になります。
先ほどご紹介した作用の中からいくつかピックアップして作用別におススメのサプリメントを見てみることにしましょう。

男性機能の改善と向上

まずは、男性機能の改善と向上作用を更にアップするのに最適なサプリメントにはどんなものがあるのか探ってみることにしましょう。次のサプリメントをプラスすることで更なる作用が期待出来ます。

亜鉛
亜鉛には、ホルモンの分泌を促進して、精子を増やす作用が期待出来ます。男性の場合、亜鉛は前立腺に多く存在しています。
セレン
セレンには精子の数を増加させて、活動率をアップする作用が期待出来ます。
アルギニン
尿素回路(オルニチン回路)の構成要素のひとつですので、シトルリンと一緒に摂取することで尿素回路(オルニチン回路)の更なる活性化が期待出来ます。また、生殖機能をアップしたり、精子の数を増加させたりする作用もあります。
ビタミンC
精子の産生を促進して、精子の動きを元気にする作用が期待出来ます。
ビタミンE
テストステロンの産生と分泌を促進させます。
動脈硬化の予防

次に動脈硬化の予防を更にアップさるのに役立つサプリメントをご紹介することにしましょう。

コエンザイムQ10/ユビキノール
コエンザイムQ10/ユビキノールには、心臓機能を守る働きがあります。また、抗酸化作用があるため活性酸素を除去することが可能です。LDLコレステロールの酸化を防ぐことで、過酸化脂質を防ぎ、生活習慣病を予防する作用もあります。日本では1975年から心筋梗塞、脳卒中、糖尿病などの治療薬としてコエンザイムQ10が使われていました。2001年から食品としての使用が認められています。
EPA(エイコサペンタエン酸)
EPAは医薬品としても使用されています。血液中の中性脂肪やコレステロールを減らす作用が期待出来ます。血小板が凝集するのを防ぐ作用や、心筋梗塞や虚血性心疾患などを防ぐ作用も期待出来ます。
DHA(ドコサヘキサエン酸)
2004年にDHAを含むオメガ-3系(主にα-リノレン酸)不飽和脂肪酸が血中脂質を下げ、そのことで冠動脈心疾患の危険性が低くなることが、米国食品医薬品局に認められました。EPAと合わせて摂取することで更に効果がアップすると言われています。DHAには血管壁と赤血球の細胞膜を柔軟にする作用があります。また、中性脂肪を減少させて、HDLコレステロールを増加させる作用があります。
ビタミンE/ビタミンC
EPAとDHAには酸化しやすいという性質があります。酸化を抑えるためにビタミンEやビタミンCを合わせて摂取されることをおススメします。
疲労回復

それでは、疲労回復効果を更にアップさせるサプリメントについて確認することにしましょう。

αリポ酸
αリポ酸はクエン酸回路に直接作用する成分になります。細胞内でミトコンドリアがエネルギーを効率よく生成するために必要な成分になります。また、強い抗酸化力があるため活性酸素を除去します。疲労回復には十分なエネルギーが必要になります。
オルニチン
オルニチンは、尿素回路(オルニチン回路)の成分のひとつで、この回路では疲労の原因になるアンモニアの排出が行なわれます。また、オルニチンには睡眠の質をアップする作用やストレスを軽減する作用も期待されています。オルニチンを1日あたり6gを7日間摂取することで、運動疲労によるケトン体や尿中アンモニア量が軽減されて、疲労感も軽減されたというデータがあります。このことから、オルニチンは運動疲労軽減作用もあると考えられます。
核酸
核酸は分解されることによって、尿酸が生成されます。この尿酸には、体内で発生した活性酸素を抑える抗酸化力を強くする作用が期待出来ます。
活性酸素によって細胞が傷つけられると、疲労や倦怠感の原因となります。核酸を補給することで、疲れにくくて若々しい身体を維持することが可能になることでしょう。
また、核酸の構成成分であるアデノシンとヌクレオシドには、血液の流れが良くなり、新陳代謝を活性化させる作用があります。
運動の能力アップと筋肉痛の軽減

運動能力をアップしたり筋肉痛の軽減を更に向上させたりするサプリメントについてどんなものがあるのか探ってみましょう。

BCAA
BCAAはバリン、ロイシン、イソロイシンの3種類のアミノ酸の総称になります。運動中の能力を維持するだけでなく、スタミナも持続させる作用があると言われています。
また、BCAAを摂取することで、筋肉増強の他にも、試合競技中の反射神経が10%改善されるという報告もあります。
アンセリン
アンセリンはイミダペプチドの一種で、持久力をアップする作用が期待されています。長距離を泳ぎ続けることが出来る回遊魚や、数千kmも飛び続けることが可能な渡り鳥の翼の付け根にも含まれています。長時間にわたって運動する場合には欠くことの出来ない成分になります。持久力や運動能力の向上にも効果が期待出来ます。特に重要なポイントは、日頃から毎日摂取することが大切です。

目的別にプラスアルファすることで、作用効果が更にアップすることが期待出来ますので、是非、試してみてはいかがでしょうか。

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